日置矯正歯科ブログ

2023.07.03更新

子供の歯並びで治すべき歯並び 【子供の治すべき歯並び①】叢生(ガタガタの歯並び) ◆この歯並びの原因 あごの骨が小さかったり歯そのもののサイズが大きいと、このようなでこぼこした、ガタガタの歯並びになりやすくなります。歯がきれいに並ぶためのスペースを十分に確保できず、ひしめき合うように並んだ結果、このような歯並びになります。 ◆この歯並びによるリスク この歯並びは見た目だけではなく、発音やかみ合わせにも悪い影響を及ぼす可能性があります。また歯が入り組んでいることで歯磨きが難しく、歯垢(プラーク)など細菌が残りやすくなります。その結果虫歯や歯周病になるリスクが上昇します。 【子供の治すべき歯並び②】開咬 ◆この歯並びの原因 舌を前に出すような癖や、かむ力が弱いとこのような歯並びになりやすくなります。遺伝的な理由であることもあります。 ◆この歯並びによるリスク 歯が邪魔となって口があきやすくなる可能性があります。それにより口の中が乾燥し、虫歯・歯周病になりやすくなったり、口臭も起こりやすくなります。また発音に支障が出ることもあります。 加えて前歯の部分が開咬だと奥歯に過度な負担がかかり、奥歯が割れやすくなったり顎関節症の原因にもなり得ます。 【子供の治すべき歯並び③】上顎前突(出っ歯) ◆この歯並びの原因 あごの骨や歯の大きさといった、原因が遺伝であることもあれば、やはり癖や習慣が原因である場合もあります。 ◆この歯並びによるリスク また前歯が邪魔をして口を閉じにくく、口呼吸などの原因となります。加えて転んだりぶつかったりしたとき、普通なら問題がない場合でも出っ歯だと前歯出ている分歯が折れやすかったり、唇に傷がつきやすいなども考えられます。 【子供の治すべき歯並び④】反対咬合(受け口) ◆この歯並びの原因 上あごが小さいことで結果として受け口になっていたり、上の前歯が内側に傾いていたりなどが原因として考えられます。あごの大きさについては遺伝子的な部分が多いです。 アデノイドなどにより乳歯(子供の歯)で受け口になることもあります。しかし永久歯(大人の歯)に生え変わるときに自然と治ることもあるため、歯科医師に相談し様子を見ると良いでしょう。 ◆この歯並びによるリスク 受け口であることで前歯でかみにくくなり、あごのバランスが崩れたり発音がしにくくなります。放置しておくと口が閉じにくくなることもあるようです。  悪い歯並びは見た目だけでなく、虫歯や歯周病、発音にも良くない影響を及ぼします。 子供の歯並びを悪くしている原因にもよるので、歯科医師に相談してみると良いでしょう。

① 叢生(ガタガタの歯並び)

原因:あごの骨が小さく、歯のサイズが大きいため、スペースが不足し、歯がガタガタに並びます。
リスク:見た目の問題だけでなく、発音やかみ合わせに影響があります。歯磨きが難しくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

② 開咬

原因:舌を前に出す癖やかむ力が弱いことが原因となります。遺伝的要因も考えられます。
リスク:口が開きやすくなり、口の中が乾燥しやすくなり、虫歯や歯周病、口臭のリスクが高まります。発音にも影響が出ることがあります。また、前歯の開咬は奥歯に負担をかけ、奥歯の問題や顎関節症の原因にもなることがあります。

③ 上顎前突(出っ歯)

原因:遺伝的要因や癖・習慣が原因となります。
リスク:前歯が邪魔をして口をうまく閉じられず、口呼吸の原因となります。事故や怪我の際に前歯が折れやすくなる可能性があります。

④ 反対咬合(受け口)

原因:上あごが小さいことや前歯の傾斜などが原因として考えられます。アデノイドによる乳歯の受け口もあります。
リスク:前歯でかみにくくなり、あごのバランスが崩れたり発音がしにくくなる可能性があります。放置すると口が閉じにくくなることもあります。
これらの歯並びの問題は見た目だけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。適切な治療を早めに受けることで、将来の歯の健康を守ることができます。歯科医師と相談し、適切な対策を取りましょう。

投稿者: 日置矯正歯科

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