日置矯正歯科ブログ

2024.03.05更新

子どもの矯正治療中、注意したいポイント

日常生活で意識すべきこと
食事内容の工夫が重要
矯正治療中は食事の内容に注意が必要です。硬い食べ物や粘着性の高い食べ物は避けるべきです。これはワイヤー矯正の場合、装置が歯に固定されているため、食べ物が引っかかったり外れたりするリスクがあるからです。しかし、子どもの場合、食事は栄養補給だけでなく楽しみも大切です。工夫をして、治療が負担にならないように配慮することが重要です。

甘いものや間食の制限
矯正装置が歯に固定されている場合、食べ物が装置に引っかかりやすく、虫歯リスクが高まります。砂糖を多く含む食べ物は虫歯リスクをさらに高めるため、制限が必要です。特に子どもの場合、外出先でのおやつや間食の内容も気をつける必要があります。

親子でのオーラルケア
矯正治療中は虫歯リスクが高くなるため、オーラルケアが非常に重要です。装置がある場合は、通常の歯ブラシだけでは不十分で、補助的な清掃道具も必要です。治療方法は子どもだけでなく親も理解しておくことが大切です。また、子どもの場合は手先が不器用なこともあり、親が積極的にケアに関わることが重要です。

矯正治療中の痛み対処法
装置による粘膜の痛み
矯正装置を装着した直後は違和感がありますが、時間が経つと慣れてきます。しかし、装置が粘膜に引っかかり痛みや傷が生じる場合は調整が必要です。痛み軽減のために、矯正治療用ワックスを使用します。

歯の移動に伴う痛み
矯正治療中、歯を動かす際には痛みが生じます。この痛みは通常、数日で落ち着きます。痛みが気になる場合は痛み止めを服用して対処することができます。咬み合わせの変化による痛みもありますが、その場合は咬合調整が必要になることがあります。

子どもが訴える痛みへの対応
子どもが痛みを訴える場合、その原因を特定することが難しい場合があります。そのような場合は、かかりつけ医に相談することをおすすめします。

子どもの矯正治療のモチベーション維持
小児矯正治療は、子ども自身が「治したい」という意識が低いことがあります。取り外し式の矯正装置を使用する場合、装置の使用意識を高める必要があります。矯正の目的や必要性を子どもに理解させ、親御様がサポートすることが大切です。

投稿者: 日置矯正歯科

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